爪水虫という言葉を聞いたことがありますか?テレビや雑誌で最近ようやく認知されつつありますが、水虫という言葉はよく聞くけど爪水虫はいまひとつわからない?という方が多いのが実情です爪水虫とは、水虫と同じように白癬菌と呼ばれる菌が爪の中に侵入してきて起こる爪の病気なのです
主な症状としては
足の親指に多く発症する
爪が白く濁ったり、変形したり、ぼろぼろ欠けたりすることが特徴(他にもさまざまな症状がありますが代表的な症状だけを書いてます)
薗ワ水虫に感染した初期の時点での自覚症状は殆どありませんが、進行するうちに爪がもろくなってくる、靴を履くときなどに痛みを感じるような症状があらわれてきます
1日2回、水虫になった爪の上、及び爪と皮膚の間の計2ケ所に薬を塗ります
深爪するくらい爪を短くしてボロボロになった部分はフォーク等で丁寧に取り除いてから薬を塗るとより効果的
奄竄キり等で爪の表面を薄くしてから塗るとさらに効果的に薬が浸透します
竃を塗りはじめて約2〜3週間で症状が改善されはじめます。完治までには指の爪で2〜3ケ月、足の爪は4〜6ケ月が目安です
治療のポイントは、症状が少しよくなったからといってすぐに薬の使用をやめないこと!水虫の完治に失敗する多くの原因がこの、症状の改善がみられた段階でもう大丈夫、と自己判断で薬を塗ることをやめてしまうことにあります
塗り薬でナイショで治す爪水虫の診断は、顕微鏡検査で爪から水虫の原因である白癬菌が見つかるかどうかが重要な診断のポイントとなります。従って自覚症状だけでは、実は水虫でない場合もありますので、自己判断せずに必ず皮膚科専門医の受診による検査を受けて、その症状が爪の水虫なのか確認しましょう